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バリでケチャを見る [旅]

バリで、「ケチャ」を見ました。以前から見たいと思っていたので、念願がかないました。
ウブドの王宮近くのヒンズー寺院で、夜7時30分からの開演でした。
階段の上は寺院の建物。その境内のようなところがケチャ・ダンスの舞台になります。昼間見たら、何の変哲もない、ただの空き地でした。が・・・夜、暗くなり灯がともされると、独特の呪術的な雰囲気が立ちこめてきます。

いよいよ、ケチャ・ダンスの男性たちが登場。何か謡いながら降りてくるのですが、声もいで立ちも大相撲の力士入場にちょっと似ていました。

そして、ケチャの始まり。

ケチャは「kecak」と書きますが、実際は大勢の男性の「チャッ」という声による、リズムだけの合唱です。いくつかのパートに分かれて「チャッ、チャッ、チャッ」という声が、様々なリズムで重なり合っていきます。盛り上がってくるとすごい迫力。
円陣を組んだ半裸のケチャの男性たちの中央で、「ラーマーヤナ」の物語が踊られます(一枚目の写真)。ケチャの男性たちは、楽器なしの声のリズムだけでBGMとなり、また、立ち上がって幕の変わりになり、さらに主人公を取り囲む森などの舞台装置にもなるという活躍ぶりで、誰が考え出したんだろうと感心してしまいます。
夜の闇の中で燃える火と、ケチャのリズムと、妖艶なラーマーヤナの踊り。
風光明媚なリゾートだけでない、バリの魅力です。
観客は150人くらい(?)
半分以上が欧米人。日本人はわずかでした。ウブドの街角で切符売りのおじさんが客引きをしていて、街のあちこちのヒンズー寺院で催されているようでした。一時間余の観賞で料金は7万5千ルピア(約750円)。
因みに、私たちの送迎を頼んだホテルの運転手はこのケチャのダンサーで、さらにガムランの奏者もやっていて、日本で公演したこともあると得意そうでした。でも、普段は運転手で生計を立てているんだなあ…ケチャダンサーたちの時給は一体いくらなんだろう?変なことが気になってしまいました。
インドネシア・ブカシ県の労働者デモ [ジャカルタ]
NHKワールドプレミアム(海外向け衛星放送)のニュースでも度々取り上げられていますので、多分、日本でも放送されているのではないでしょうか。インドネシア・ブカシ県で大規模な労働者のデモが起こっています。
ブカシは、ジャカルタに隣接する県で、日本でいえば、東京に対する神奈川千葉埼玉のような位置。大規模な工業団地が開発されている場所です。トヨタやサムソンなど、日本に限らず各国の工場が進出していますし、ジャカルタ在住の日本人には少なからず関係のあることですので、興味深く見守っています。
ことの発端は、ブカシ県の知事が「労働者の最低賃金を30%引き上げる」と公言したことに始まりました。多分、次の選挙を見込んでの発言だったのでしょう。
これに反発したのが、ブカシの工業団地の経営者たちでした。
賃金を支払うのは、政治家ではなく工場です。政治家の思惑だけで決められてはたまらない、と。
さらに、経済成長を続けているインドネシアの物価上昇率は、毎年10%。労働者の最低賃金もそれに見あった底上げを続けている中で、いきなり30%とは?
これが、工場主たちの言い分で、彼らは裁判所に提訴しました。
この訴えが通り、30%案は退けられたのですが、そのことに対し、労働者が反発。
そこで、大規模デモとなり、NHKのニュースが放映するところとなったわけです。
ブカシの工業団地は外国企業の人気が高く、インドネシア国内基準では賃金の高い地域ですが、中には悪質な企業がいないとも限りません。労働者の不満が溜まっていないとも言い切れない。実際、デモ隊の怒りは工場に向かってぶつけられているように見えます。
しかし、今度のデモは、単なる賃上げ闘争とは違っています。
労働者が、賃金を上げろ、労働条件を改善しろ、というところから始まったのではなく、「先に、無責任な政治家の発言があった」のです。
30%の賃上げを目の前にぶら下げられて、すぐに引っ込められたら、労働者でなくても怒りたくなります。しかし、それをやったのは、工場側でなく政治家なのです。
ニュースのニュアンスでは、「賃上げを要求する労働者」対「低賃金で雇おうとする工場主」という、旧態依然とした労働争議としてしか伝わりませんが、その裏には、このような事情がからんでいるとのことです。
ブカシは、ジャカルタに隣接する県で、日本でいえば、東京に対する神奈川千葉埼玉のような位置。大規模な工業団地が開発されている場所です。トヨタやサムソンなど、日本に限らず各国の工場が進出していますし、ジャカルタ在住の日本人には少なからず関係のあることですので、興味深く見守っています。
ことの発端は、ブカシ県の知事が「労働者の最低賃金を30%引き上げる」と公言したことに始まりました。多分、次の選挙を見込んでの発言だったのでしょう。
これに反発したのが、ブカシの工業団地の経営者たちでした。
賃金を支払うのは、政治家ではなく工場です。政治家の思惑だけで決められてはたまらない、と。
さらに、経済成長を続けているインドネシアの物価上昇率は、毎年10%。労働者の最低賃金もそれに見あった底上げを続けている中で、いきなり30%とは?
これが、工場主たちの言い分で、彼らは裁判所に提訴しました。
この訴えが通り、30%案は退けられたのですが、そのことに対し、労働者が反発。
そこで、大規模デモとなり、NHKのニュースが放映するところとなったわけです。
ブカシの工業団地は外国企業の人気が高く、インドネシア国内基準では賃金の高い地域ですが、中には悪質な企業がいないとも限りません。労働者の不満が溜まっていないとも言い切れない。実際、デモ隊の怒りは工場に向かってぶつけられているように見えます。
しかし、今度のデモは、単なる賃上げ闘争とは違っています。
労働者が、賃金を上げろ、労働条件を改善しろ、というところから始まったのではなく、「先に、無責任な政治家の発言があった」のです。
30%の賃上げを目の前にぶら下げられて、すぐに引っ込められたら、労働者でなくても怒りたくなります。しかし、それをやったのは、工場側でなく政治家なのです。
ニュースのニュアンスでは、「賃上げを要求する労働者」対「低賃金で雇おうとする工場主」という、旧態依然とした労働争議としてしか伝わりませんが、その裏には、このような事情がからんでいるとのことです。
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